夕学クロシング

「変化快楽」のクロシング

変わるのは、面倒なこと、勇気のいることです。しかし変わらねばならないときがあり、変わることでしか見えない景色があります。変化を恐れてはいけないという夏野教授、ラグビー日本代表主将から傍らに立つ覚悟を決めた廣瀬氏より変化を楽しむ心を学びます。

Description

変化の芽を育む、変化の輪を拡げる、変化を次に繋げる

変わりゆく環境に適応するには、成長を遂げるには、変化が必要です。しかし、変化は容易ではないこと、面倒なことであり、勇気のいることです。変化を恐れてはいけないという夏野教授、ラグビー日本代表主将から傍らに立つ覚悟を決めた廣瀬氏のお二人の講演を通じ、変化への向き合い方を考えました。

◆感想と発見より
熱のこもった夏野教授と廣瀬氏の講演から刺激とパワーを受けたことが伺える感想、気づきを多数お寄せいただきました。夏野教授の講演には、印象に残った点として「変化を強要される時代になった」「IT革命は個人と組織のパワーバランスを決定的に変えた」「ショーンパーカーと金子さんの話が衝撃だった」とのコメントを、また廣瀬氏の講演では、「リーダーの理想の姿をみる思いだった」「ちょっと変わることを積み重ねていけば大きな結果を出せる」「共感を感じるのはやはりスポーツの魔力」などのコメントをいただきました。また、2つ講演について「捨てる」変化と「加える」変化、「強制された」変化と「自ら興す」変化と、対比しながらそれぞれに難しさがあることも皆さんで共有しました。

◆創発のディスカッションとリフレクションより
発見から引き続き「変化の芽を育む、変化の輪を拡げる、変化を次に繋げる」をテーマに意見交換をしました。皆さんからは変化を起こすには「準備が大切」「メンバーでできる変化の大きさやスピードを考えたり、求める変化ができるメンバーを選んだりすることも大事」、「組織のイナーシャと戦うのはパワーが要る」「ケースバイケースで『変化の手法』は選択しなければならない」「よい変化とは、自ずから継承されていくもの」「変化は「広げる」ものではなく、「広がる」ものであるべき」など様々なご意見お寄せいただき、皆さんそれぞれの価値観から、多様な変化の形があることに気づくことができた10月のディスカッションでした。(ファシリテーター鈴木)

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