夕学クロシング

フレームを壊すクロシング

捕らわれているフレームを壊すのは容易ではないが、時に必要に迫られる。デジタルは自然化すると予想する落合氏、お金より信用を稼ぐ時代が来たと語る西野氏、IT・AI革命の進展から変わる必要性を説く夏野氏よりフレームを壊すことで見える世界を展望する。

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私の考えるフレーム

捕らわれているフレームを壊すのは容易ではありませんが、時に必要に迫られます。デジタルは自然化すると予想する落合氏、お金より信用を稼ぐ時代が来たと語る西野氏、IT・AI革命の進展から変わる必要性を説く夏野氏の3講演を通じてフレームとその
向き合い方について考えました。

※落合陽一氏の講演は講師都合により2020年3月31日にて掲載終了させていただきました。

◆感想と発見より
落合氏の講演に対しては、「便利さの裏側に、生身の人間の存在・本質って何だろうと、改めて考えさせられる内容」「通常とは逆のプロセスで物事を捉えている部分が面白い」、「現代のレオナルドダビンチのような人」と。西野氏の講演に対しては、「信頼も価値の一つなのだと気付かされました」、「既成概念を打ち壊すゲームチェンジャーの1人」「目の前の具体的な事象を抽象化させ、新たな概念を創りだす天才」と。夏野氏の講演に対しては、「この差(日米のGDPの差)は、明らかに変わるか変わらないかの差」「日本の社会が良い変化の種をつぶしている」と。3講演に対しては、「夏野さんいう変わること、変えることを恐れない人物の一例が西野さん、落合さん」「AI時代において、人間に残される真に価値ある領域はどこなのか」「刺激ある環境に身を置くこと、行動を実践できることが重要」「フレームを壊す人はイノベーションを起こす人(よそ者・ばか者・若者)」「原理的なようで新奇的な話だった」といったコメントをお寄せいただきました。

◆創発のディスカッションとリフレクションより
創発では「私の考えるフレーム」をテーマに考えました。フレームには「環境に起因するフレーム/自らの経験で作られたフレーム」や「思考/実行のフレーム」など多様なものがあり、効率性やわかりやすさ、考えやすさの点で役立つものの、大胆に発想が飛ばないという弱点にもなること、時間経過とともに変わる可能性もあることなどを共有しました。

また、フレームを手放すためには、他者との関わりによって無自覚なフレーム気づいたり、相手のモノの見方を受け止める余裕を持つこと、さらには、自らのフレームに問いを持ち、深く考えること。物事の二面性を認識するとともに、本質を考え、ジャンルを超え、結び付けて前向きに考えてみるといった要素が大切になるというコメントをいただきました。加えて、フレームは壊して新しくつくるだけでなく、様々なフレームが重なりあい、共鳴し、新たなフレームを形成するという発展の仕方もあることを皆さんで共有することができ、とても意義深い4月のディスカッションになりました。(ファシリテーター鈴木)

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