夕学クロシング

育ち、育てるクロシング

「人財」となるか「人在」にとどまるか。育ち、育てることは個人と組織の課題です。実践を通じた持論形成の意義を説く金井教授。女性マネジャーが活躍できる組織づくりを提言する高田教授。リーダーシップを専門とする二人と人材マネジメントの課題を考える。

Description

リーダーシップの持論を育む&女性管理職育成の課題に向き合う(マジョリティとマイノリティの協創)

成長するとは?育てるとは?実践で使える理論が大切という金井教授、理想で終わらない取り組みが大切であると唱える高田教授、リーダーシップの専門家のお二人の講演から、これからの個人と組織のあり方を考えました。

◆感想と発見より
リーダーシップの持論を持つこと、女性管理職の育成、必要性がわかりつつも現実には難しいこのテーマ、「言語化することが重要」「まずやってみて修正をしながら自然と持論を育てていく」「持論を持つことが、行動・考えがぶれないためにも大切」「男性であろうと女性であろうと、リーダーシップの理論は同じ」「状況を変えるには数値目標があった方がよい?環境を作る方が先?」「ポジションが人を作るという考え方も」皆さまからは率直な感想を多数寄せていただきました。

◆創発のディスカッションとリフレクションより
今回は「女性管理職育成」というテーマから少し切り口を変えて「マジョリティとマイノリティの協創には何が必要か」をテーマに皆さんと議論しました。マジョリティとマイノリティ、出身地、得意・不得意など誰もが双方の立場に立ちうるものですが、マジョリティ側にいると人はそのことに気づかないものです。では両者の協創には何が必要か?皆さまからは「無関心から関心と理解を得る」「区別を無意味化する」「お互いに敬意をはらい尊重しあうこと」「お互い歩み寄りですね(妥協や諦めではない)」「違いを認めつつ違いを問わない」「相手をよくみて順応する力をみんなが養うこと」などの意見をお寄せいただき、いつもとはひと味違う形での創発を感じたディスカッションでした。(ファシリテーター鈴木)

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